声を大きくする方法 自宅で簡単にできる即効声量UPボイトレ法

声が小さいと、どうしても話している相手に自信のない印象を与えてしまいます。
また、もともとの声は小さくなくても、緊張のために声が出にくくなることもあるでしょう。

歌う上で声が小さいと、ダイナミックな表現が出来なかったり、抑揚がつけられず一本調子な印象を与えてしまいます。

話す上で声が小さいと、相手から何度も聞き返されたり、ガヤガヤした場所や大勢の前で話す時、伝えたいことが伝えきれなかったりします。またビジネスや就活、転職活動などの場面で不利に働いてしまうこともあります。

声は、息で声帯を振動させることによって出ます。小さな声、弱々しい声になってしまうのは、声帯がうまく振動していないか、口の中でうまく共鳴していないからです。

本来は、息がピンと張りつめた声帯をふるわせることで声が出るのですが、息が抜けると声はうまく響いてくれません。

また、鏡で口の中をチェックしてみると、声を出すときにのどちんこの周りのアーチの形が開きっぱなしなっていることが多く、舌も動かず平らのままです。

表情筋・口輪筋、口をほとんど動かさずに発声することが多く、声の出口も狭くなっています。

ティッシュを唇ではさんで発声する際に気をつけたいのは、鼻から空気が抜けないようにすること。
ティッシュペーパーに向かって、のどの奥ではなく口元に集中してしっかり声を出すのがポイントです。
こうするとよく響く声を出すときに必要な呼吸を身に付けられるため、余計な空気を吐かずに効率よく声を出すクセがつきます。
声を出して息を吐ききったら、鼻から息を吸って繰り返しましょう。
このトレーニングは1分ほど続けただけで何倍も声が大きく聞こえるほど効果てきめん！
とても簡単なのでぜひ試してみてください。

息を吸うときは、みぞおち下にある風船を膨らませるイメージで吸い込みましょう。きちんと腹式呼吸ができたら、誰でもペットボトルがボコッとつぶれるはず。
つぶれないのは、のどや口だけで息を吸っている証拠です。
もちろん最初からうまくいかなくても大丈夫。
まずは、お腹に手を当て、息を吸ったときにお腹がピクッと動くか確かめましょう。
きちんとお腹で息を吸えていれば、お腹が動くはずです。
お腹に意識を集中して、動くまであせらず繰り返しましょう。
このやり方で声を出す練習を繰り返すと、自然と腹式呼吸と「お腹から声を出す感覚」を身につけられ、声量が格段にアップします。